Grad-CAM++ | Abstract 第6文
Our extensive experiments and evaluations, both subjective and objective, on standard datasets showed that Grad-CAM++ provides promising human-interpretable visual explanations for a given CNN architecture across multiple tasks including classification, image caption generation and 3D action recognition; as well as in new settings such as knowledge distillation.
Aditya Chattopadhyay, et al., "Grad-CAM++: Improved Visual Explanations for Deep Convolutional Networks"
Grad-CAMをより一般化したものとされるGrad-CAM++の論文である"Grad-CAM++: Improved Visual Explanations for Deep Convolutional Networks"のAbstractの第6文について、英語リーディング教本のFrame of Reference(F.o.R.)を使って英文構造を解読します。
「標準のデータセットに対する主観的および客観的な広範囲にわたる我々の実験と評価は、分類、画像キャプション生成および3D動作認識を含む複数のタスクをまたがる与えられたCNN構造のために人間が解釈可能な頼もしい視覚的な説明をGrad-CAM++が提供することを示した(知識の蒸留のような新しい環境であっても)。」
最後のセミコロン以降だけ、構文としての解釈がしづらい部分でした。セミコロンの前で文としては完結して、そのあとは付け足し的な扱いになると思います。そのため、日本語訳は、最後にカッコで補足のようにしました。
F.o.R.のルールとしては、"both 〜 and"は合わせて一つの等位接続詞として扱います。リーディング教本の276ページに説明があります。
"as well as"はセットで等位接続詞として、付け足し的な役割をしていると解釈しました。
"in new settings"は副詞句で、セミコロンより前の部分を文修飾していると解釈しました。
"such as"は熟語で一つの前置詞として扱いました。
such asの意味・使い方 - 英和辞典 WEBLIO辞書
such as (phrase) definition and synonyms | Macmillan Dictionary
Grad-CAM++のAbstractの第4文、第5文、そしてこの第6文は、長めの文です。修飾に修飾が何層も重なっているため、私個人的には少し読みづらい英文のように感じました。
論文の著者の所属がIndian Institute of Technology Hyderabad(インド工科大学)とのことで、おそらくインド人かなと思うのですが、もしかしたらアメリカ人やイギリス人の書く英文とは違った癖のようなものがあるのかもしれません。
Grad-CAM++ | Abstract 第4文 - AI Paper English F.o.R.
Grad-CAM++ | Abstract 第5文 - AI Paper English F.o.R.
薬袋善郎先生の公式ウェブサイト