VAE | Abstract 第2文
We introduce a stochastic variational inference and learning algorithm that scales to large datasets and, under some mild differentiability conditions, even works in the intractable case.
Diederik P Kingma, et al., "Auto-Encoding Variational Bayes"
通常の自己符号化器(Autoencoder)とは異なり、観測されたデータがある確率分布に基づいて生成されたと仮定する変分自己符号化器(Variational Autoencoder, VAE)の論文である"Auto-Encoding Variational Bayes"のAbstractの第2文について、英語リーディング教本のFrame of Reference(F.o.R.)を使って英文構造を解読します。
「我々は確率的変分推定と、大規模なデータセットに拡張し、多少ゆるい微分可能条件の下では処理しにくい場合でも機能する学習アルゴリズムを紹介する。」
thatは関係代名詞です。thatから文末のcaseまでが形容詞節で、"learning algorithm"を修飾しています。thatの内側の働きは主語で、その述語動詞はscalesとworksです。
scalesは自動詞として用いられています。辞書には自動詞の用法として「よじ登る」しか載っていなかったので、比較的珍しい使い方ではないかと思います。そのため、例文サイトの翻訳を参考に、ここでは「拡張する」という意味で訳しました。
scale to – 日本語への翻訳 – 英語の例文 | Reverso Context
underは前置詞です。
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