DCGAN | Abstract 第6文
Additionally, we use the learned features for novel tasks - demonstrating their applicability as general image representations.
Alec Radford, et al., "Unsupervised Representation Learning with Deep Convolutional Generative Adversarial Networks"
GANにCNNを用いたDCGANの論文の"Unsupervised Representation Learning with Deep Convolutional Generative Adversarial Networks"のAbstractの第6文について、英語リーディング教本のFrame of Reference(F.o.R.)を使って英文構造を解読します。
「また、汎用的な画像表現としての利用可能性を証明するため、我々は新規性のあるタスクに学習済みの特徴量を使用した。」
"the learned features"のlearnedは「①のp.p.」か「③のp.p.」の可能性がありますが、ここでは「①のp.p.」と解釈しました。要は、learnedが他動詞ではなく自動詞で使われていると判断しました。なぜなら、「学習済みの」という「完了」の意味を表すためです。
①の過去分詞を裸で使った場合、「①してしまって、今もその状態である」という「完了」の意味を表します。その場合、"the learned features"は「学習済みの特徴量」となります。
③の過去分詞を裸で使った場合、「③される(された)」という「受身」の意味を表します。その場合、"the learned features"は「学習された特徴量」となります。
どちらでも意味は通りそうですが、文脈的に「学習済み」という完了の意味だと考えられることから、learnedは「①のp.p.」としました。
薬袋善郎先生の公式ウェブサイト